基本情報
・放映時間:112分
・興行収入:39億円(日本)、6億2千ドル(世界)
・監督:ブラッド・バード
・脚本:ブラッド・バード
・制作:ブラッド・ルイス
・製作総指揮:ジョン・ラセター/アンドリュー・スタントン
・制作会社:ピクサー・アニメーション・スタジオ
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
・主題歌:ごちそう(カミーユ)
レミーのおいしいレストラン 〜メイン・テーマ〜(マイケル・ジアッチーノ)
レミーのおいしいレストラン 〜エンディング〜(マイケル・ジアッチーノ)
・受賞:第80回アカデミー賞「長編アニメーション映画賞」
第50回グラミー賞「最優秀スコア・サウンドドラック・アルバム」
第65回ゴールデングローブ賞「アニメーション映画賞」
ラタトゥイユについて
ラタトゥイユとはフランス南部プロヴァンス地方ニースの郷土料理です。オシャレなイメージありませんか?
そんなラタトゥイユ。語源を調べてみると、びっくり。「まずい野菜のごった煮」であったり「ネズミが食べる不味い飯」なんて出てきたりします。誰にでも馴染みのある家庭料理だったんでしょうか。
作中でラタトゥイユは重要な料理として出てきます。とっても美味しそうに。
子供に伝えたいメッセージ
どんな生き物にも家族がいる
世間では「害虫」とされるネズミの視点。人間は簡単に命を絶ちますが、「どんな生物にも大切な家族」がいることを改めて感じます。
人間世界においても、「気が合わない」、「避難されてしかるべき人」はいるのかもしれません。ただ、そんな人にも「家族」がいます。
生きとし生ける物全てを大切にできる。そんな心を養いたいものです。
組織をまとめるには「皆が方針を理解している」ことって重要
グストーの大切にしている言葉「誰でも名シェフ」。主人公のリングイニやネズミのレミー。
色んな価値観の集まりである組織において「大切にするべき指針」を作り、根付かせる。
これが出来ている組織って強い。
僕の家族も定期的に「家族会議」をやったりします。子供、妻、僕の想い、進むべき道を定期的に合わせる。前より夫婦喧嘩もなくなってきましたし、家族の笑顔が増えました。
きっと「何を大事にするのか」を」決めていくのが大事なんですよね。
どんな非常識も受け入れてみる心を
この作品は「ネズミが料理をする」という、絶対に交わることの無い2つの交わりが面白い。
非常識も受け入れる。主人公のリングイニやイーゴは信じることが出来たんですよね。
我が子には「創造力」のある子になって欲しい。となると、「今の常識」を否定する事って時として必要。なかなか難しいんですけどね。。。
まとめ
レミーのおいしいレストランは「家族とは」、「時として非常識を受け入れることは大切」と考えさせられる作品でした。
最後の晩餐は家庭料理が良い。そんな方もきっと多いはず。
利他の心こそ料理。って土井善晴さんが言っていたことを思い出しました。
美味しいラタトゥイユでも食べながら、ご鑑賞ください。
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